月別アーカイブ: 2013年11月

「考える」子ども、どう育てる?

 拙著『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』の裏話インタビュー、ウェブにて公開中。拙著、9刷となりました。台湾版も、近日中に刊行されます。皆さまに、心より、感謝です。
 グローバル水準に見合った作文を目指す「作文塾」(小学3-6年生対象)にご関心をお持ち下さっている皆さま、どうもありがとうございます。来年に入りましたら、2期生を募集する予定です。
 Wonderful☆Kidsは、子どもたちの考える力・伝える力を伸ばすスクールです。

こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

子どもに「考える力」をつけるためには、どうすればいいですか。

というご質問を、よく受けます。

そのご質問へのお答えになるでしょうか…狩野の子育てに関するインタビュー記事が、東洋経済オンラインに掲載されました。

題して、「大人と議論できる10歳は、どう育ったか?

「大人と議論できる10歳」というのはうちの娘のことらしいのですが、こう言われると、何やら日頃から社会問題や哲学について多いに語っている「カタブツ女子」のように響くかもしれません。もちろん、私は娘と、時には難しめの話もしますが、親子で考えて白熱することが多いのは、むしろ…

この間の仮面ライダーは私はあそこがよかったと思うけど、ママはどう思う?
友だちとけんかしちゃった、どうしよう!?
この本にすごく感動したのは、どうしてだろう?
あなたたちは、それぞれ違う遊びがしたいって言う。どうしたらいいかな?
悪いところばっかり見ていないで、もっと良いところを見てみようよ!

…などなど、子どもの日常にどっぷりと根ざした話です。

どんなテーマでも、考えることを楽しめる子どもでいてほしいな、と思います。

自分できちんと考えることは、(記事にも書いて下さったように)大人も子どもも、自分の「幸せ力」につながっていくはずですから。

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『自分で考える力の授業』続編、執筆中です

☆ 拙著『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』の裏話インタビュー、ウェブにて公開中。拙著、8刷となりました。台湾版も、近日中に刊行されます。皆さまに、心より、感謝です。
 グローバル水準に見合った作文を目指す「作文塾」(小学3-6年生対象)にご関心をお持ち下さっている皆さま、どうもありがとうございます。現在、週末クラスを検討中です。
 WonderfulKidsは、子どもたちの考える力・伝える力を伸ばすスクールです。
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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

1ヶ月以上ぶりの更新…すっかりおサボりしていました、すみません。

おサボりしていた間、『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』の続編の執筆に没頭していました。続編は、

『自分の考えを伝える力の授業』(仮)。

書きたいことはたくさんあるのに、うまく文字に載せられず、泣きそうになる日もあります。たった数行の文章がうまくまとめられず、半日うんうん悩むことも。

先日、もうすぐ小学生になる息子に、「今日はご本、全然書けなかったの」とこぼしたら、「そういう日もあるよ」と慰められました。息子曰く、「ボクもね、ぬりえがうまくいかない日、あるよ」。

そんな息子が、この間から急に漢字に興味を持ちはじめ、小4の娘に教えてもらいながら、必死に漢字の勉強をしています。まだまだひらがなも「鏡文字」になることの多い息子ですが、おねえちゃんに励まされて、やる気満々。

そして、娘はと言うと、赤ペンと青ペンを持って、すっかり先生気分。息子が書いた「答案」をふと見ると、「二つ」のよみがなのところに「小た」と書いてあります。「ふ」がうまく書けずに(いちばん上の点の部分がなくなって)、「小」のような字になってしまったんだなぁ、と思っていると…娘がこう言ってきました。

「これね、『ふ』って書こうと思ったのに、うまく書けなかったんだと思うの。でもね、この字を見ていると、本当は『ふ』って書きたかったんだっていう気持ちと、すごくがんばったんだっていうことが伝わってくるの。だから、本当は『ふ』には読めないんだけど、マルつけてあげたんだ」

さらに娘は続けて、「ねえ、先生っていい仕事だね。私、はじめてそう思った」。

そうだよぉ、先生は楽しいよぉ、と私。「教えるということは、応援して背中を押してあげるということ」という、私の20年来の教師としてのポリシーを、娘が思わぬところから理解してくれたようで、とても嬉しい瞬間でした。

息子の漢字の勉強、いつまで続くでしょうか。はりきる息子と、楽しそうに教える娘。私も、がんばらなくちゃ。

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