「日常を生きる」ための考える力、とは

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こんにちは。Wonderful☆Kids の狩野みきです。

考えることが「日常を生きていくための力」につながる、というのが私の信念ですが、では、日常を生きていくために考えるってどういうこと?というのが今日のテーマです。

先日、友人からとある中学生の女の子の話を聞きました。塾での成績が最近あまりよくないので下のクラスに落とされそうだ、というのです。塾で下のクラスに落ちるかもしれない、という話をし出した途端に彼女が泣き出してしまって…と友人は話していました。

大人の感覚からすると(過去に同じような経験をして、その記憶が鮮明に残っている人は別にして)、「下のクラスに落とされたってまたがんばればいいんだし、所詮塾でしょ、何もそんなに深刻にならなくてもいいじゃない」と思えるかもしれません。

でも、この女の子にとってはこの一件は「所詮」などというレベルではないのです。理由はさておき、彼女の日常を揺るがす一大事なのですよね。

自分にとってはこの上なく大事なことだからこそ、一生懸命考える。たいへんな時は友だちや家族が助けてくれるかもしれないけれど、最終的には他の人の意見を優先させなければいけないかもしれないけれど、とりあえず「自分はこの件についてはこう考える」という基本姿勢を持つ—それが、自分の日常を生きるために「考える」ということだと思います。

例えば上の女の子の場合なら、「なぜクラスが落ちることがそれほど意味のあることなのか」考えるところからスタートします。考えていくうちに、もしかしたら泣く必要なんかないのかも、と思えるかもしれないし、効果的な勉強法が見えてくるかもしれない…つまり、より納得のいく、よりハッピーな日常を送るための道筋が見えてくるんですね。

将来、どんな境遇にあっても納得のいく「日常」を生きていけるようになるために、小学生にはまずは「考えること」を習慣化してもらうことが大事だと思っています。

そして、何よりも、「考えるって楽しいなぁ」と実感してもらうこと。どんなに大事なことも、楽しくないと長続きしませんから…

考えるって楽しいの?というツッコミが聞こえてきそうですが、友だちと話し合って自分たちで納得のいく正解を探していく—という作業は子どもたちにとって、大人が想像する以上に楽しいことのようです。

子どもたちにしてみれば、ちょっとした「探検」なのかもしれないですね。

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ママのためのクリティカル・シンキング10回講座、始めます

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こんにちは。Wonderful☆Kids の狩野みきです。

子どもの「考えるレッスン」とは別に、今までは単発で「ママのためのクリティカル・シンキング(CT)講座」を開催してきましたが、この度、ママのためのCT講座をシリーズ化することが決定しました!

10回連続して学んでいただくことによって、ママたちにもっとステキな thinker(考える人)になっていただこう、という趣旨です(詳細は後日、このサイト上でお伝えします)。

CTは、物事を主体的にじっくりと考えるための思考法のこと。ビジネスにおいて「勝つ」ためのスキルとして論じられることが多いCTですが、私はCTを「日常生活を生きていくためのスキル」「人生を主体的に生きていくためのスキル」と捉えています。

私のレッスンや講義はいつもそうですが、ママのCT講座でも、思考法や考え方のコツを一方的に伝授する、ということはしません。ワークショップ形式で、考えるとはどういうことか、なぜ考えることが「主体的に生きる」ことにつながっていくのか、ということをママたちと一緒にディスカッションしていきます。

実はこのママのためのCT講座、「更年期対策」としての役割も果たせるのではないか、と思っているのです。

更年期になると、ふと落ち込むことがあります。そんな時、「考えること」が女性を支えてくれると思うのです。CTを使って考えると、傷ついてしまいそうな心にポッと光がさす、そんな気がします。なぜかと言いますと…

CTをすると「落ち込み」の根拠が明白になります。根拠が何かわかれば「そうか、それが根拠なら落ち込むのも無理はない」と自分をいたわることもできますし、逆に、その「根拠」を検討した上で落ち込む必要なんかない、とわかれば、自信がわいてきます(考えることが自信につながる、とは、子どものレッスンでも特に重要視しているものです)。

CTが心の支えになる、というのは更年期に限ったことではないと思います。落ち込んだ時、自分を意味なく責めそうになった時、くよくよしちゃいそうな時にCTをすれば、きっと勇気がわいてくると思うのです。

でも、いざという時に「きちんと考えられる」ようになるためには、まずは「考え方」を習得し、日頃から考えることを習慣化しておく必要がありますよね。

健康な時も、ちょっと調子が悪い時も、考えることによってもっと主体的に日常を生きていく。考えることを通して、もっと輝いてもっとステキな女性になる—ママたちのよりステキな未来のために私が微力ながらお手伝いさせていただければ、と願っています。

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日本テレビのサイトにて紹介されました!

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こんにちは。Wonderful☆Kids の狩野みきです。

ちょっと前のことになりますが、春の嵐が吹き荒れた3月のある日、「ママのためのクリティカル・シンキング—人生の決断を悔いなきものにするために」と題したワークショップを行ないました。Wonderful☆Kidsでは子どもたちに「生きる力の源である、考える力」を教えていますが、そのベースになっているのが「クリティカル・シンキング(じっくりと多面的に、主体的に行なう思考法)」です。

いつも育児や家庭のことが優先で、自分のことはなおざりになってしまって…と仰るママは多いです(私もふと気づくと自分のことがおろそかになっています…)。だからこそ、特別に時間を作って自分の人生に向き合い、人生の決断についてじっくりと考えてもらいたい、という趣旨で開催したワークショップ。悪天候にもかかわらず、多くの方が集まって下さいました。

その時のワークショップの様子が、日本テレビの「ママモコモ」のサイトにて紹介されました。記事はこちら

「ママモコモ」という名前には「ママも子もHAPPYになりますように!」という願いが込められているそうです。ステキですね!

こちらの記事でも紹介されていますが、このワークショップはなんと子連れOK。私も二人の子どもを連れて行きました。初めての場所、初めてのお友だち…で子どもたちは泣いたり騒いだりしてしまうのでは、と行くまではとても心配でしたが、全然平気!主催者の方たちの「子どもにやさしい環境づくり」はすばらしく、おかげで私も思う存分、参加者の皆さんと人生についてじっくりと考えることができました。

実は、私が教えているところを子どもたちに見せたのはこの日が初めて。嵐が止んだ帰り道、子どもたちに「今日はつき合ってくれてありがとう〜」と言うと、小3の娘が「ママの教えている姿、かっこよかった」と言ってくれました。嬉しいこと言ってくれるなぁ、と思っていたら、4歳息子がすかさず「あのね、ママがお仕事している間、話しかけちゃいけないと思ったから向こうでちゃんと遊んでたんだよ。話しかけられたら困るでしょ」。

子どもに要らぬ気遣いをさせて悪かったかな、と思いつつ、でもそんなことがわかるほどに成長してくれたことが、嬉しくも感じられました。そして、主催者の方たちのお心遣いにあらためて感謝…

主催者の皆さま、そしてご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました!

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交渉術でも、説得する力でもない、「伝える力」

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こんにちは。Wonderful☆Kids の狩野みきです。

Wonderful☆Kids では、critical thinkingという、アメリカでは幼稚園から教えられている思考法をベースとした「考える力」を子どもたちに教えています。

考えることを通して、子どもたちに最終的に身につけてもらいたいのは「生きる力」です。この生きる力を支えている5つの要素とは…

自信
自分はすばらしい存在だと思えること
思いやり
思いを伝える力
知識を活かす力

だと考えています。

「自信」については以前(こちら)、そして「思いやり」については前回(こちら)このブログで書きましたが、今回は「思いを伝える力」について書きたいと思います。

思いを伝える力とは、何でしょうか。

それは、ボク・私はこんなことを思っているんだ、ということを相手に伝えることです。交渉するためでも、主張を通すためでもなく、とにかく「そんな風に思っていたんだね」と相手に、自分のことを理解してもらうこと。

自分の伝えたい「思い」は、考えることによってより伝わりやすい形となっていくと思います。

Wonderful☆Kids では、考えることを通して「自分の思いを伝えるアクティビティ」を行なっていますが、これは、思いを伝えるためには独りよがりであってはいけない、ということを子どもたちに体感してもらうためです。

例えば、ピアノのお稽古をやめたい、と思っているAちゃん。ママに勇気をふりしぼって「やめたい」と言ったとします。でも、「やめたい」の一言だけでは、Aちゃんが本気でやめたいと思っているのか、気まぐれなのか、ママにはわかりづらいですよね。

自分の思いを他の人に伝えるためには、まずは自分自身がその「思い」についてしっかりと理解している必要があります。自分の本当の思いは何なのか、ということですね。ワタシ(=Aちゃん)は本当にピアノをやめたいと思っているのかな。どうしてやめたいんだろう。ピアノがキライだから?なんでキライなのかな。この間先生に叱られたから?全然うまくならないから?他にしたい事があるから?…などなど。

考えを深めて「本当の思い」を知るためには色々な方法がありますが、その中でもとりわけ大事なのが「どうして?」と問うことです。「思いを伝えるためのアクティビティ」では、私や、まわりの友だちが「どうして?」と聞いて、子どもたちの考えを引き出しやすくしています。

「どうして?」と考え続けていくと、ピアノをやめたい気持ちの奥底には、例えば「私はピアノじゃなくてサッカーがしたい」という気持ちがあること、さらに、サッカーをしたいのは、(例えば)澤選手をテレビで見て感動したから、などの理由があることに気づきます。この「どうして?」という問いがとても大事だということ、そして、相手に自分のことをもっと理解してもらうためには理由を言った方がいい、ということに子どもたちは気づいていくのです。

説得するためではなく、「ボク・私ってこんな人間」と相手にわかってもらうためにきちんと伝える。どんな伝え方をすれば相手がより理解してくれるのか、考える。

友だちや家族とわかり合って生きていくための、大事なたしなみだと思います。

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思いやりは「考える力」から

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こんにちは。Wonderful☆Kids の狩野みきです。

Wonderful☆Kids では、critical thinkingという、アメリカでは幼稚園から教えられている思考法をベースとした「考える力」を子どもたちに教えています。

考えることを通して、子どもたちに最終的に身につけてもらいたいのは「生きる力」。この生きる力を支えている5つの要素とは…

自信
自分はすばらしい存在だと思えること
思いやり
思いを伝える力
知識を活かす力

だと考えています。

「自信」については以前このブログでも書きましたが(こちら)、今日は「思いやり」について書きたいと思います。

Wonderful☆Kids のレッスンではよく、「自分とは違う人の気持ちになって考えてみよう」というアクティビティを行ないますが、これは、子どもたちに、他人を本当の意味で思いやるということがいかに大切で、真剣勝負の世界か、ということを体感してもらうためです。

例えば、「ワタシ」はAというオモチャが欲しいけれど、ママは「ダメ」って言う。どんなに頼んでもママはダメって言う。ママはワタシの気持ちなんかわかってくれない、ママなんてキライだ! …と言うのは簡単だけど、じゃあ、ママはなんでダメって言ったのかな?ママの気持ちを考えてみようよ、と子どもたちに問いかけるわけです。

自分は「こう」思うのに、なんで他の人(例えばママ)は同じように思わないのかな?他の人と私の違いって何だろう?

相手のことを思いやるにはまず、その人のことを「知る」ことが大事だということを、子どもたちには気づかせるようにしています。

「考える」レッスンなので私の方から「その人のことをまず知らなきゃね」と教えることはしません。あくまでも子どもたち自身が考えて気づくまで、根気づよく色々な問いかけをしていきます。

「その人」ってどんな性格?好きなことは?前も同じようなこと、言ったかな?…よく「知っている」つもりの人でも、実はその人のことをあまりよく理解していなかった、ということに気づく子どもも出てきます。

そして、色々と話をしていく内に、「(例えば)ママなんかキライだ!」と思っていた気持ちは徐々に消えていって、「ママにはママの気持ちがあるんだ」「ママは多分○○という意味で『ダメ』って言ったんじゃないかな」という風に、優しい想像力がどんどん育っていくのです。

他の人の気持ちになって考えるってたいへんだねー、と子どもたちはよく言います。こうやって必死で考えている子どもたちは、頭(と心)に「すてきな汗」をかいているのですよね。相手の立場になって、本気になって考えるって…大人でも、本当に消耗する作業だと思います。

そして、このような「思いやり」には実は、大きな「オマケ」があるのです。

思いやりは、考えを深めることにもつながるんです。自分の意見だけを突き詰めていては、考えは深められません。反対意見や自分とは違う立場にいる人の意見についてもじっくり考えることができて初めて、考えは深まっていくのだと思います。

考えることと、思いやりの相関関係。

しかし、どんな時にも他人を思いやるって、本当に難しいです…

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